Kindle本を作成しようと意気込むも、検索しても適切なページサイズが見つからず作業が止まってました。
こんだけ検索しても出てこないってなんだろう?
探し方が悪いのか、ページサイズなんて無いのか・・・
ぐだぐだ悩んでてもしょーがないので、とりあえず出来ることからやってみよう!
表紙のサイズはあるのに
ページのサイズはどんだけ探しても出てこないのに、表紙のサイズはしつこいぐらいに出てくる。
出てきた表紙の仕様はこちら。
1.ファイル形式
問題の発生しにくい JPEG 形式の使用を推奨。劣化をさけるために低圧縮率で保存。あとはTIFFが使用できる。
2.表紙のサイズ
縦と横の寸法比が 1.6:1になるのがベスト。表紙ファイルの理想的な寸法は 2,560 x 1,600ピクセル。
この比率で本棚に並びます。これ以外のサイズにもできるけど、ショップに画像が並んだ時に小さく表示されちゃう可能性があります。
3.データサイズ
表紙画像のサイズは 50 MB 未満。劣化をさけるために圧縮をかけないのがベスト。最低解像度は300ppi(300dpi)
4.カラー
RGB。jpeg推奨だから当然かな。問題があるとアップロード時にはじかれる。
5.外枠
ショップに並んだ時、白い背景に白い画像だとわかりづらくなるため、表紙の境界に3 ~ 4 ピクセルの細い薄灰色の枠線を引くといいらしい。
これで表紙はバッチリだ!
問題は本文だ!
作ってしまえ!
クライアントからの要望が、ライト感覚で読めるビジネス書っぽいやつ。ってことを踏まえてラフを書いたので、とりあえずラフ通りに作ってみることにする。

ビジネス書だから、四六判の127×188mmにしてみるか。
柱を片方のページにつけて、ノンブルと見出しもつけよう。
文字を詰め込みすぎても読みづらいので、ちょっと大きめの細ゴシックで行間もあけよう。
ってなことで、紙面はこんな感じで組んでみた。

ヒラギノゴシック 20Q
行間 15H
行文字数 30字
行数 13行
ここにフレームグリッドでテキストを流し込んでいくけど、今回はテストなのでサンプルテキストを割り付けていく。
見出しと小見出しをインラインテキストにして、段落スタイルを設定。
んで、こんな感じになった。

なんとなく形になったので、これをePubで書き出してみる。
さあ、どうなるか?
ブックで立ち上がった!
さきほどのドキュメントをePub形式で書き出してみる。

書き出すを選ぶと、保存形式のところにEPUBが2つ並んでいる。
- EPUB(リフロー可能)
- EPUB(固定レイアウト)
今回は固定レイアウトで書き出してみる。書き出すボタンを押すと、様々な設定をする画面に切り替わるが、無視してそのまま書き出す。

しばらく待っていると、ブックが立ち上がり、本棚にさっきのドキュメントが並び、ページが開いた!

InDesignで組んだのと同じようにレイアウトされている。文字化けもないし、見出しもちゃんと表示されている。
こんな簡単でいいのかな?
なんだか心配になってきたぞ。
Kindleにアップロードしても、同じように表示されるんだろうか?
ってなとこで、今日はここまでです。